12/15 ネコ・パブリッシング社より『自然素材と暮らす・100人の家づくり』が発売されました。
特集では、「プロとつくる自然素材の家」と題して、弊社の旧モデルハウス『土の家』も掲載されています。また、発売元より御依頼を頂き、本誌のまとめとして、「知っておきたい自然素材の基礎知識」のコーナーに寄稿もさせて頂きましたので、併せてご覧になって頂ければと思います。
そこで裏話・・・
今回の雑誌の企画段階から、ほんの少しだけお手伝いをさせて頂きましたが、発売元様には、寄稿するに当り、ひとつだけ約束と言うか、要望をださせて頂きました。それは世に多く出回っている《自然素材》と言う言葉。その言葉が、宣伝や広告だけに多く使われており、実際には似て非なる自然素材が氾濫している事を説明をさせて頂き、その様な格好だけの、自然素材と言う言葉だけを売りにした雑誌にならぬよう、一般の皆様に間違った《自然素材》での家づくりを世に出し、広める様な雑誌にしない様に気をつけてもらえないか?と言う話をさせて頂きました。弊社ごときが言う意見では無いのも承知でしたが、あえて意見をさせて頂いたのです。
正直、私見ではありますが、大人の事情なのか否かは、不明ではありますが、写真だけみても???と思わざる得ない造り手、家も多く掲載されており、少し残念な気持ちもあります。しかし、現実をみても、雑誌編集やTVの製作会社に携わる方々は、一般的な皆様と同じく、建築や自然素材、施工に関しては知識がそれほどある訳ではないので、材料メーカーや造り手の話を鵜呑みにしてしまう事も多いと思います。イヤ、鵜呑みにするしか無い状況なのです。それほど、現代の日本建築は、非自然素材での家づくりが蔓延しているのです。
そこは、いつも弊社にお越し頂くお客様にもお伝えしていますが、決して全ての事柄を疑え!とは言いませんが、家づくりを行う前に、ほんの少しでも良いので家づくりの勉強をして下さい。とお伝えしています。建築博士や専門家になる訳ではありませんので、あまり深い専門知識までは必要ありませんが、色々な情報が氾濫している中にも必ず真実は存在します。それらの知識を拾い集めて、ご自身又は御家族皆様にとって、最良な家づくりの結果が出せるように取捨選択が出来るだけの勉強が出来れば良いのです。
決して難しい、難解な話ではありません。それはネットの情報(は不確かなものも多い?!)だけでなく、ネットとは違い、書き換える事が不可な書籍をご覧になり、そして何よりご自身の足を使い、目でみて、五感を使い現物の確認や話を聞くなどして情報を集めて下さい。
・デザインや雰囲気だけで家づくりを計画していませんか?
・断熱性が良ければ住み心地が良い家になる?
・自然素材の名をつけた商品を使えば健康的な暮らしが出来る?
・珪藻土は塗れば空気の清浄効果がある?
全てNGです!Y’sでは御法度!!
材を選定し、機能を持たせる事の出来るプランが大事。それが結果的に優れたデザインになるのです!
弊社では、初回にお越し頂いてから、2~3回目までは、弊社の仕様説明などの宣伝は、あえて行わず、家づくり計画の第一歩となるべく、本当の、本物の家づくりの話をさせて頂いています。正直、本HPでも、書籍などでも余り書けない、言えない、現代の日本の住宅建築の問題点の部分も含めた話をさせて頂いています。
それは必ず、皆様にとって最高の結果となります。これだけは断言出来ます!
是非、これから家づくりをはじめる方は、お気軽にお問合せ下さい!!
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