≪漆喰竈のおいしいご飯の炊き方≫
1.ご飯は1合(180cc)を用意して下さい。 ※土佐かまどの場合、釜の容量通り。
2.普段のお米を炊くように洗い、水を切って下さい。コメ1合に対して、水は200cc (注1:新米は少なめ)を基本としてお好みで調整して下さい。
3.米の用意が出来たら、かまどに火を入れます。市販されている固形燃料30gを竈の中心に置き、火をつけてください。十分に燃え始めたら米と水を入れたかまどを置いて下さい。
※お勧め固形燃料 ニチネン製 30g
※二合炊の場合2個。三合炊の場合3個を同時に着火して下さい。
(注2:ゆっくり燃えるように空気の量を調整しているので火が消えることがあるので気を付けて下さい。)
4.約30分で火が消えます。火が消えたら10分蒸らして下さい。土壁の蓄熱で最高の状態に蒸らす事が出来ます。
(注3:蒸らさないと鋳物のかまどにご飯がくっつきます。)
(注4:固形燃料は開封後少しずつ蒸発します。27gをきると炊けない場合があるのでご注意下さい。)
(注5:風がある場合ではきれいに炊けない場合があるので火口に直接風が当たらないようにして下さい。)
5.しゃもじで軽く混ぜて香りを楽しまれたら口の中に入れてゆっくり噛んでみてください。口いっぱいにご飯のあま味が広がります。
この最高の状態を作っているのが鋳物のかまどです。鋳物のかまどと土で出来た竈は昔から日本人が愛して使ってきた組み合わせです。
同じ竈にアルミ釜に変えて炊いてみても同じ味は出ません。かといって鋳物釜だけで炊いてもこの味は出ません。
鋳物のかまどから出る遠赤外線と、土がもつ蓄熱が最高の状態をつくり出すのです。
湘南 ワイズは本物の自然素材での家づくりで地域の建築を創造していきます