②手刻みとは(加工の話)

『刻み』-Y’sラボにて

こだわりの材を職人が木の特長を知り、その木の特性にあった使用箇所を見極め、墨付けをし、手作業で加工していく工程を「手刻み」といいます。

近年の在来工法は プレカット+金物補強が主流となってしまいました。機械に頼ったプレッカット工法に比べれば、時間も手間も掛かりますが、いわゆる大黒柱

などは、機械では加工出来ないですし、たとえ加工できても美しく建物の仕様にあった加工が出来ないのが現実です。伝統工法を採用した建物の場合、

加工は、プレカットでは困難な場合が多く、たとえプレカット工場でも、熟練の大工が機械の陰で加工をしています。

一口に加工と言いますがプレカットにしか出来ない仕口形状・手刻みしか出来ない仕口、匠が造った仕口もあります。

知れば知るほど、奥の深さを感じます。

 

これからもワイズでは、湘南の建築を創造していきます。


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